こむすい地下神殿 > コレクション > 冠者は妻設に来んけるは
冠者(くわざ)は妻(め)設(まうけ)に来んけるは、
かまへて二夜(ふたよ)は寝にけるは、
三夜(みよ)といふ夜の夜半(よなか)ばかりの暁に、
袴(はかま)取(とり)して逃げにけるは。
梁塵秘抄 340