天 の 下 久 しき 御代 の 験 には、 三笠 の 山 の 榊 をぞさす。
-- 梁塵秘抄 531 --
君
が
代
は
予
てぞ
著
き
春日山
、
二葉
の
松
の
神
さぶるまで。
-- 梁塵秘抄 530 --
君が代は 萬代 までにさしてけり、三笠の山の神の心に。
-- 梁塵秘抄 529 --
君が代はかぎりもあらじ三笠山、峯に朝日のささむかぎりは。
-- 梁塵秘抄 528 --
天
の
下
長閑
けかれとや
榊葉
を、
三笠
の
山
にさしはじめけむ。
-- 梁塵秘抄 527 --
二葉
よりたのもしきかな
春日野
の、
小高
き
松
の
種
と
思
へば。
-- 梁塵秘抄 526 --
春日山 神 に 祈 れる 言 の 葉 は、 待 つほどもなくたのもしきかな。
-- 梁塵秘抄 525 --
今日 まつる 三笠 の 山 の 神 座 さば、 天 のしたには 君 ぞさかえん。
-- 梁塵秘抄 524 --
めづらしき
今日
の
春日
の
八少女
を、神も嬉しと
偲
ばざらめや。
-- 梁塵秘抄 523 --
春日山 雲井 遙 かに 遠 けれど、 徒歩 よりぞゆく 君 を 思 へば。
-- 梁塵秘抄 522 --