巻第一 為政第二 五

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まう懿子いし、孝に問ふ。子のたまはく、たがふこと無し。樊遅はんちぎよたり。子これに告げてのたまはく、猛孫まうそん、孝を我に問ふ、我こたへていはく、違うこと無しと。樊遅がいはく、何のひぞや。子ののたまはく、生けるにはこれをつかふるに礼を以てし、死すればこれをはふむるに礼を以てし、これを祭るに礼を以てす。

猛懿子問孝、子曰、無違、樊遅御、子告之曰、猛孫問孝於我、我対曰無違、樊遅曰、何謂也、子曰、生事之以礼、死葬之以礼、祭之以礼。

-- 論語 巻第一 為政第二 005 --