第六十二段 延政門院 延政門院、いときなくおはしましける時、院へ参る人に、御言つてとて申させ給ひける御歌、 ふたつ文字 牛の角文字 直ぐな文字 歪み文字とぞ君は覚ゆる 恋しく思ひ参らせ給ふとなり。 -- 徒然草 062 -- 前の記事 次の記事