夢に脈絡などないのはわかっているけれど、それにつけても今朝の夢は本当にとりとめのないもので、ともかくかつてその町に大洪水があったということで、町の一部の人たちがそれを再現しようと言い出して、少し小高い場所にあるちょっとしたお屋敷にみんな集まりそれを見物することになったのでボクもその屋敷に行くと、遠い昔の友人が何人かいて、「さて大変なことになったもんだ」とか言うので、「何がそんなに大変だ?」と聞くと「あの洪水は自然災害などではなくて、大型トラックの事故で川の堤防が決壊したものだから、その事故から再現しなければならない。反対しようにももう手の施しようがない」とか言って、「それは大変なことをするもんだ」とボクも大いに戦慄した。ところが洪水はいつまでたってもおこらなくて、集まった人たちはざわざわとざわめきだし、「ちょっと川に下りてみよう」とみんなで川に下りてみると、川だと思っていた所は普通の細い道路で、「変だね」とか言っていると「大型トラックが来るぞ」と誰かが騒ぎ出して、ボクたちは急いで丘に登って、その道路を見下ろしていると、確かにトラックが狂ったように何台も何台も通過して行って、中にはバスとかもあって、その後ろから水がジャバジャバと流れて行ったけれど、洪水というには少し規模が小さいような気がした。そのうち遠くでドオンと大きな音がしたので、「ああ、さっきのトラックが事故をおこしたな」と思っていると洪水の過ぎ去った道路を車が数台走ってきて、何台かは事故に気が付いて迂回していったけれど、そのまま真っすぐ走り去る車もあって、下の方は大渋滞になるな、とか思っていると目が覚めた。あれはどこだったんだろう。