松の木蔭に立ち寄りて 松の木蔭(こかげ)に立ち寄りて、岩(いは)もる水(みづ)を掬(むす)ぶまに、扇(あふぎ)の風も忘られて、夏なき年とぞ思(おも)ひぬる。 -- 梁塵秘抄 433 - 前の記事 次の記事