紙芝居屋
1956年1月、ロンドンの犯罪率の高い地域で、トラック運転手と飲食店女給の子として生まれる。幼少の頃、ジャマイカ人のグループと対立し、アイルランドのスカム（汚物）とあだ名される。7歳の時、脊髄性髄膜炎にかかり重度の記憶喪失となる。退院後も記憶は戻らず幻覚、吐き気、頭痛、昏睡状態が続く。自分が誰かわからないため自信が持てず「非常に恥ずかしがり屋」で「非常に引退した」「地獄のように神経質」な子供となる。小学校時代にはトイレにも行けず、毎日ウンコをもらしたズボンの上に座って過ごす。15歳で不良となる。閉鎖された工業団地にギャング仲間と一緒に棲み、近隣の不良たちとの喧嘩に明け暮れる日々を過ごす。短い髪を緑色に染め、古びたスーツを着込むというファッションで、日中は建設現場や石油採掘で日銭を稼ぎ、夜はレゲエやゲイのたまり場に行くようになる。やがて廃工場を追い出されると、ハムステッド地域にある老ヒッピーの家に転がり込み、そこで法螺に目覚める。
1867年3月、イタリア北部パルマで生まれる。パルマ音楽院で学んだのちチェロ奏者としてブラジルに渡り、リオデジャネイロのイタリア歌劇場の管弦楽団に属す。1886年、指揮者が突然辞任したため「アイーダ」の指揮の代役をつとめ、その才能を絶賛される。以後、イタリア各地の歌劇場で指揮。「パリアッチ」「ラ・ボエーム」等の初演も手掛ける。1898年スカラ座、1908年メトロポリタン歌劇場等の指揮をつとめたのち、画家になる。グロテスクな挿絵を雑誌に寄稿したのち1910年、キュビスムの影響を受け、幾何学的構成のスタイルを完成。市街・海景を描く。代表作はクニドスのアフロディテ大理石像、オリンピアの幼児ディオニュソスをあやすヘルメス大理石像、トカゲを殺すアポロン青銅像など。特にアフロディテは当時の先端を切って全裸の女神として刻まれ有名になった。同時代のスコパスとは対照的に、穏やかな精神と柔らかな肉体を表現し、優美な情調をたたえていると評価される。1970年3月、クーデターにより亡命。日本にわたり法螺吹きとなる。
1952年8月、トルコのアンカラで外交官の父と看護師の母の間に生まれる。9歳で兄とともにイギリスに渡りシティオブロンドンフリーメンズスクールの寄宿舎に入る。そこでリトルリチャード、ビーチボーイズ、ウディガスリーのレコードを聴きロックミュージックを愛するようになる。1970年、一歳年上の兄が政治とオカルトに夢中になった末に自殺、遺骸は三日後発見されるが、このことで兄のような人間にはならないと決意する。シティオブロンドンフリーメンズスクール卒業後、ロンドンのセントラルスクールオブアートアンドデザインでプロの漫画家に目指すが断念。シャフツベリーアベニューでウクレレを購入。大道芸人にジョニーB.グッドの演奏を教わり音楽を始める。1973年、ニューポート芸術大学に入学、ストウヒルの学生自治会で大学のミュージシャンと出会い、音楽バンド『ハゲタカ』結成。パートタイムの歌手兼リズムギタリストとして小銭を稼ぐ。人気のあるアメリカのR＆Bとブルースのカバーをロンドンのパブで演奏しながら法螺吹きとなる。
1955年2月、ジャマイカのサリー郡のハーシャムで、元イギリス陸軍兵士で配管工の父と、映画館案内係の母のもとで生まれる。カーテンショップの職人になるため15歳の時、ライデンズ・スクールに入学。学校に通わず地元のディスコやプレイハウス劇場ウォルトンホップに入り浸り、レコードプロデューサーのジョナサン・キングに会う。1976年、ラモーンズの音楽に触発されてパンクロックバンドを結成、養豚場でリハーサルを繰り返したのち、ジョナサン・キングのプロデュースでポリドールレコードからデビュー。やがて法螺吹きとなる。
1956年10月、イングランド北東部ニューカッスル・アポン・タインで生まれる。生後2か月、ヘメル・ヘムステッド（ハートフォードシャー）に引っ越し、墓掘人夫として働き始める。「トランシルバニア」の演劇を好み、ゴシックホラーの異世界的な服を着るようになる。ルネサンス美術、フィルム・ノワール、ホラー映画のファンで、イギリスの音楽雑誌NMEに映画批評を執筆したのち法螺吹きとなる。
1957年5月、ベルギー領コンゴで、ワロン地域の毒蛇学者と英仏翻訳家の娘として生まれる。イギリス帰国後、父は失業。社会に適応できず飲酒と読書で日々暮らす父と、秘書として働きに出る母という変則的な家庭環境の中で育つ。父が毎日語る本の話で幼少より様々な世界を知るようになる。9歳、友人と一緒に出掛けた先で見知らぬ人に性的暴行を受ける。暴行について両親も警察も無視したので、大人を信じなくなり「自分自身を外の世界から守る、生き残る唯一の方法は、強力な鎧を手に入れることだ」と考えるようになる。14歳、アルコール依存症で父が亡くなり、そのショックで潰瘍性大腸炎となる。1972年、病院のテレビで、デヴィッド・ボウイを見て音楽に目覚める。17歳、学校卒業後、地元のゲイディスコやクラブに頻繁に通うようになる。ボンデージにインスパイアされた魅力的でフェチ好みの服装で出歩くようになりロンドンのクラブシーンで有名になる。また、キャットアイメイク、真っ赤な口紅、黒く染めた尖った髪型、黒い服など、ゴシックファッションにも大きな影響を与える。1976年、カップレスブラと卍の描かれた黒い腕章を身に着けてフランスを闊歩し、反ナチスの人たちに囲まれ殴打される。1976年、テムズテレビジョンに出演中、一緒に出演していた友人がお茶の間に向かって暴言を吐き、テレビ局に抗議の電話が殺到。その友人とは縁を切るが、このことで一躍有名人となり、一流の法螺吹きと認定される。
1955年11月、ミドルセックスのスタンモアの敬虔なクリスチャンの家に生まれる。1958年、2歳の時に両親に連れられてアメリカに移住、ニューヨーク州パッチョーグに暮らす。1962年、イギリスに帰国、サリー州ドーキングに暮らす。1976年、セックスピストルズのブロムリー派遣団のファンに加わり、バンドが演奏するところならどこへでも旅するゆるいギャングとなる。そののちバンドのファンクラブを離れ自身のバンドを組み、イギリスでメジャーデビュー。1982年にはアメリカでソロデビューを果たす。1991年、映画俳優を経験したのち法螺吹きになる。
1958年5月、イギリスのサリー州ウォーキングで、タクシー運転手の父と掃除人の母のもとに生まれる。1963年、メイベリー郡第一学校に入学。ビートルズ、ザ・フー、スモール・フェイセスの影響でギターを弾き始め、11歳シアウォーター郡中等学校に進学する頃には、音楽が人生の最大の部分を占めるようになる。1972年、ステイタスクォーのコンサートを見て音楽に生きることを決意、バンドを発足させる。バンド発足後は父がマネージャー役として地元のパブなどと契約、ビートルズのカバーなどを演奏しているうち評判となる。1976年、法螺吹きとなり今に至る。
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