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萬(よろず)の有漏(うろ)と知りぬれば、阿鼻(あび)の炎(ほのを)も心から、極楽浄土の池水(いけみづ)も、心澄(す)みては隔(へだ)てなし。

-- 梁塵秘抄 241 --

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はかなき此(こ)の世を過(す)ぐすとて、海山(うみやま)かせぐとせし程に、萬(よろづ)の仏(ほとけ)に疎(うと)まれて、後生我が身をいかにせん。

-- 梁塵秘抄 240 --

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峯(みね)に起(お)き臥(ふ)す鹿(しか)だにも、仏になることいとやすし、己(おの)れが上毛(うはけ)を整(ととの)へ筆に結(ゆ)ひ、一乗妙法書いたんなる功徳に。

-- 梁塵秘抄 239 --

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暁(あかつき)静(しづ)かに寝覚(ねざめ)して、思へば涙ぞおさへあへぬ、はかなく此(こ)の世(よ)を過ぐしても、いつかは浄土へ参るべき。

-- 梁塵秘抄 238 --

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弥陀の誓(ちかひ)ぞ頼(たの)もしき、十悪五逆の人なれど、一(ひと)たび御名(みな)を唱(とな)ふれば、来迎引接(らいがういむぜう)疑(うたが)はず。

-- 梁塵秘抄 237 --

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我等が心に隙(ひま)もなく、弥陀の浄土を願ふかな、輪廻の罪こそ重くとも、最後に必ず迎へたまへ。

-- 梁塵秘抄 236 --

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我等(われら)は何(なん)して老(お)いぬらん、思(おも)へばいとこそあはれあはれなれ、今は西方極楽の、弥陀の誓(ちかひ)を念ずべし。

-- 梁塵秘抄 235 --

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三会の暁(あかつき)待つ人は、所を占めてぞおはします、鶏足山(けいそくさん)には摩訶迦葉(まかかせう)や、高野(こうや)の山には大師とか。

-- 梁塵秘抄 234 --

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須弥の峯(みね)には堂(だう)立(た)てり、名(な)をばせんふく弥陀(みだ)の堂(だう)、蓮華(れんげ)や后(きさき)の一の願、其(そ)の日(ひ)の講師(かうし)は釈迦仏。

-- 梁塵秘抄 233 --

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仏も昔は人なりき、我等も終(つゐ)には仏なり、三身仏性具(ぐ)せる身(み)と、知らざりけるこそあはれなれ。

-- 梁塵秘抄 232 --

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烏瑟(うしつ)緑(みどり)の元結(もとゆひ)は、髪筋毎(かみすぢごと)にぞ光(ひか)るなる、龍(りう)女が妙(たえ)なる声引(こはびき)は、聞(き)けども聞けども飽(あ)く期(ご)無し。

-- 梁塵秘抄 231 --

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崑崙山(こんろんさむ)の麓(ふもと)には、五色の波こそ立騒(たちさわ)げ、華厳や世界の鐘の声(こゑ)、十万浄土に聞(きこ)ゆなり。

-- 梁塵秘抄 230 --

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崑崙山(こんろんさん)には石も無し、玉(たま)してこそは鳥(とり)は抵(う)て、玉(たま)に馴(な)れたる鳥(とり)なれば、驚(おどろ)くけしきぞ更(さら)になき。

-- 梁塵秘抄 229 --

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寂滅道場音なくて、伽耶山(がやさん)に月隠れ、中夜(ちゅうや)の静かなりしにぞ、始めて正覚成りたまふ。

-- 梁塵秘抄 228 --

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夜ふけて長夜に至る程、洲鶴(しうかく)眠(ねぶ)りて春の水、娑婆の故(ふる)の郷(さと)に同じ、塞鴻(さいこう)なきては秋の風、閻浮(えんぶ)の昔の日に似たり。

-- 梁塵秘抄 227 --

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弾多落迦山(だんたらかせん)の月の影、さやかに照らせば隈(くま)もなし、仏性真如の清ければ、いよいよ光ぞ輝ける。

-- 梁塵秘抄 226 --

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梵釈四王諸天衆、頭(かうべ)を傾(かたぶ)け候(さぶら)ひき、草木(くさき)も靡(なび)きて悉(ことごと)く、歓(よろこ)び拝(おが)み奉(たてまつ)る。

-- 梁塵秘抄 225 --

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白道猷(はくだういう)が奮(ふる)き室(むろ)、王子(わうし)晋(しん)が故(もと)の跡(あと)、一々に巡りて見たまふに、昔の夢に異ならず。

-- 梁塵秘抄 224 --

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慈悲(じひ)の眼(まなこ)はあざやかに、蓮(はちす)の如(ごと)くぞ開(ひら)けたる、智恵(ちえ)の光(ひかり)はようように、朝日(あさひ)のごと明(あき)らかに。

-- 梁塵秘抄 223 --

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狂言綺語のあやまちは、仏(ほとけ)を讃(ほ)むるを種(たね)として、麁(あら)き言葉も如何(いか)なるも、第一義(だいいちぎ)とかにぞ帰るなる。

-- 梁塵秘抄 222 --

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