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淡路(あはぢ)はあな尊(たうと)、北には播磨の書写をまもらへて、西には文殊師利、南え南海補陀落(ふだらく)の山(せん)に向(むか)ひたり、東(ひんがし)は難波の天王寺に、舎利(さり)まだおはします。

-- 梁塵秘抄 315 --

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何(いづ)れか清水(きよみづ)へ参(まい)る道(みち)、京極くだりに五条まで、石橋よ、東(ひむがし)の橋詰(はしづめ)四(よ)つ棟(むね)四(よ)つ棟(むね)六波羅堂、愛宕寺(おたぎでら)大仏深井(ふかゐ)とか、それを打(うち)過ぎて八坂寺(やさかでら)、一段(ひとだん)上(のぼ)りて見下(みおろ)せば、主典太夫が仁王堂(にわうだう)、塔(たう)の下(もと)天降(あまくだり)末社(すへやしろ)、南をうち見れば、手水(てうづ)棚手水(たなてうづ)とか、お前(まへ)に参(まい)りて恭敬礼拝して見下(みおろ)せば、この瀧(たき)は様(やう)かる瀧(たき)の、興(けう)がる瀧(たき)の水(みづ)。

-- 梁塵秘抄 314 --

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観音験(しるし)を見(み)する寺、清水(きよみづ)石山(いしやま)、長谷(はせ)のお山、粉河(こがは)近江(あふみ)なる彦根山(ひこねやま)、ま近(ぢか)く見ゆるは六角堂(ろかくだう)。

-- 梁塵秘抄 313 --

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根本中堂へ参る道、賀茂河(かもがは)は河(かは)ひみつし、観音院の下り松、ならぬ柿の樹(き)人宿(やどり)禅師坂、滑石水飲(すべりしみずのみ)四郎坂、雲母谷(きららだに)太嶽(おほたけ)蛇(さ)の池、あこやの聖(ひじり)が立てたりし千本の卒塔婆(そとば)。

-- 梁塵秘抄 312 --

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筑紫(つくし)の霊験所は、大山(おほやま)四王寺(しわうじ)清水寺(しみづでら)、武蔵(むさし)清瀧(きよたき)、豊前国(ぶぜんこく)の企救(きく)の御堂(みだう)な、竈門(かまど)の本山彦(ひこ)の山。

-- 梁塵秘抄 311 --

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四方の霊験所は、伊豆の走井(はしりゐ)、信濃の戸隠(とがくし)、駿河(するが)の富士の山、伯耆(はわき)の大山、丹後の成相(なりあひ)とか、土佐の室生(むろふ)と讃岐(さぬき)の志度(しど)の道場とこそ聞け。

-- 梁塵秘抄 310 --

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嵯峨野(さがの)の饗宴(けうえん)は、鵜舟(うぶね)筏師(いかだし)流れ紅葉(もみぢ)、山蔭(やまかげ)響かす筝(しやう)のこと、浄土の遊(あそび)に異(こと)ならず。

-- 梁塵秘抄 309 --

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嵯峨野の饗宴(けうえん)は、山(やま)たうかつらまうまう車田(くるまだ)、二条河原(にでうかはら)、亀山(かめやま)法輪(ほうりん)や、大堰川(おほゐがは)、淵々(ふちふち)風(かぜ)に神(かみ)さび松尾(まつのを)の、最初(さいそ)の二月(きさらぎ)の初午(はつむま)に富(とみ)配る。

-- 梁塵秘抄 308 --

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何(いづ)れか法輪へ参(まい)る道(みち)、内野(うちの)通(どほ)りの西の宮、それ過ぎて、や、常盤林(ときはばやし)の彼方(あなた)なる、あいあい行流(なが)れ来(く)る大堰川(おほいがは)。

-- 梁塵秘抄 307 --

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